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まだ真っ暗な高原のあちこちに、レタス畑を照らすライトが灯ります。夜の2時に収穫作業を始め、朝の7時頃には集荷場から全国へ…新鮮なまま全国の量販店に長野のレタスが並びます。「雨の日でも収穫作業は休めないから、水に強いコンテナーが便利だよ」と、うれしい感想も。出荷の作業を終えて、翌日の収穫用に既にコンテナーを組み立てて畑に設置している畑も見かけました。これも天候に左右されないコンテナーならではですね。 |
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朝の高原のあちらこちらを走っている、レタス運搬用のトラクター。レタスの箱をたくさん積んだ大きな荷台を後ろにつけて、集荷場へ向かいます。レタスを入れたコンテナーは、重ねて畑に置いておいても大丈夫。レタスの切り口を水洗いしてそのままトラクターへ積み込みます。
ちなみに、畑の周囲をネットで囲んでいるところが多く見られましたが、「鹿よけのため」とのことでした。 |
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夜が明けて近くの集荷場に集まったレタスコンテナーは、そのままパレットに載せて素早く運ばれ、真空予冷庫で20分。これからの長旅に備えて現在の鮮度をしっかり封じ込めます。
その後、積まれる予定のトラックの到着までの間も、摂氏5度の冷蔵庫でぎりぎりまで保管します。まさに、朝の高原の冷気そのままの状態を維持しながら、出荷を待ちます。 |
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今回取材したレタスは、関東エリアの量販店へ出荷される分。朝採りのレタスが、その日の夕方店先に並び、消費者の晩御飯のメニューに加わります。
畑で収穫をしていた若い奥さんに、サラダ以外での美味しい食べ方を聞いてみると、「サラダ油でさっと炒めて塩コショウをした油炒め」「レタススープ」「チャーハン」とのことでした。でも買ってすぐの状態なら、高原をイメージしながら、ぜひ生で味わってみて下さい。 |
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今回お話を伺ったレタス農家は、家族総出で収穫作業を行うとても仲の良いご家族。レタスを大切に育てている気持ちが伝わってきました。あれが見たい、これが見たい、という希望を叶えて下さったJA長野八ヶ岳の由井さん、JAの皆様、ありがとうございました。 |
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