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ここ宮崎は、冬場のキュウリの供給を支えている一大産地。
JA宮崎中央管内の畑には、一面にキュウリのビニールハウスが広がっています。温暖な気候とは言え、ネポン暖房機を設置しハウス内を常に12度以上に維持するなど、品質管理は徹底しています。 |
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キュウリ生産者・日高さんのハウスでは、蔓下げ方式で栽培。
Mサイズに生育したら収穫します。コンテナー納品分は、規格簡素化でMサイズとSサイズの混在が可能なので、選別がラク。日高さんは、手製の収穫台にコンテナーを3台乗せ、手際良く収穫していきます。 |
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コンテナーの利点の一つが、野菜の出し入れがスムーズな事。
箱自体がしっかり自立しているので、詰め込み作業が簡単。それを利用して、生産者が収穫しながらそのままコンテナー詰めする“ワンタッチ収穫”を採用。キュウリが人の手に何度も触れることがないので、「鮮度がいい」と好評です。 |
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生産者から集出荷場へ運びこまれ、いよいよ出荷へ。
大阪まで約10時間、東京まで約22時間の長旅です。出荷場内ではフォークリフトでまとめて運ばれるコンテナーも、トラックへの荷積みは人の手で大切に。一段一段積み上げ、天井までぴったり隙間なく積み込まれます。 |
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鮮度維持に高い意識を持ち、常に工夫をしているJA宮崎中央。冬でもみずみずしいキュウリを食べる事が出来るのは、このようなみなさんの努力の賜だったのですね。今回取材させていただいた、生産者の日高さんも、まずは栽培技術の向上に重点を置いているとのこと。お手製の、コンテナーを乗せた収穫台ひとつにも、知恵と工夫が感じられました。お話を伺ったJA宮崎中央・関係者の皆様、ありがとうございました。 |
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