サポーター便り File.25 今回の訪問先は…山形県 JA鶴岡
だだちゃ豆の歴史
名前の由来は、1800年台の終わり頃、小真木のだだちゃ(お父さん)が作ったと言われる豆が評判となり、明治末期には白山集落で選抜育成されたところから。それが、現在の中心品種「白山だだちゃ」で、甘味と旨味が格別です。平成に入り、袋詰めによる県外出荷が本格化しました。
だだちゃ豆は、一房に豆2粒が基準
機械を使った早朝の収穫作業
収穫は早期に収穫機械を使って
収穫後は速やかに納屋へえだまめの収穫時期は、8月上旬から9月上旬の真夏。豆類は自ら熱を発する特長があり、その熱によって鮮度が落ちるのを防ぐため、収穫は気温の低い早朝に行われます。枝ごと専用の収穫機械を使って刈り取られ、速やかに納屋に搬入されます。
脱さや・洗浄・選別・袋詰め・コンテナ詰め
1さやずつしっかり選別します納屋に搬入されたえだまめは、自動脱さや機で枝とさやに分離され、さやは洗浄・脱水後に選別機を通して仕分けます。その後計量・袋詰めを経てコンテナに入れ一次冷蔵保存されます。コンテナは作業性が良く予冷が良く効くので、鮮度に敏感な生産者にも好評です。
脱さや機で枝とさやを分離
コンテナーで検品作業も素早く
JAの集荷から出荷まで
続々と生産者から集荷場へだだちゃ豆は生産者が多いので、JAの集荷時間は1日数回に分け、荷受けと検査が行われます。一次冷蔵保管の後、昼頃から冷蔵トラックに積み込み、京浜地区を中心に次々と出発します。
JA鶴岡のサイトへ
JA鶴岡の今年のえだまめ生産者は273名、出荷目標は約730tを見込んでいますが、今年は天候不順で前年を下回る見込み。ただしコンテナ出荷分については、契約取引により前年を上回ると見られます。今回の産地取材にあたり、JA鶴岡だだちゃ豆専門部会の五十嵐副部会長様はじめJA関係者の皆様には、えだまめの収穫最盛期でお忙しい中ご協力いただきありがとうございました。
冷蔵トラックで店頭へ
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