サポーター便り File.13 今回の訪問先は…北海道 岩見沢地区
「休眠」の性質を活かし、順次収穫&出荷
まずは畑でそのまま乾燥させるタマネギは、玉が育ち地上部分が枯れた後は「休眠」し、少なくとも5〜6ヶ月は発芽することはありません。その特長を活かして、秋に収穫したタマネギは乾燥・貯蔵し、翌年春まで順次出荷されます。
収穫機で畑のタマネギを収穫
畑に点在するスチールコンテナ
収集したタマネギはスチールコンテナに保管
スチールコンテナに入れて屋外で乾燥収穫機で畑から収穫したタマネギは、約1.2トン入る大型のスチールコンテナに保管し、そのまま屋外で乾燥させます。10月いっぱいを目安に乾燥させた後は、倉庫へ移動。低温貯蔵して、翌年の春まで長期保存させながら出荷します。
機械選別してイフコ・コンテナーへ
選別機を使って、サイズ毎に選別出荷の時期を迎えると、スチールコンテナから取り出して選別。選別機を使って、2L、L、M、Sのサイズに分けます。その後品質をチェックしながら、出荷先の仕様に合わせてコンテナー詰め。組み立てが簡単なイフコ・コンテナーは、作業がラクとのこと。そのまま全国の消費地へと向かいます。
品質チェックしながらイフコ・コンテナーへ
低温で保管し長期に渡って出荷される
栄養価が高く、主役にも名脇役にも
タマネギは、“西洋のかつをぶし”と言われ、あらゆる料理で大活躍。カレーや肉じゃがはもちろん、輪切りにしてタマネギステーキにしても美味しく、調理法によって甘味も辛味も楽しめます。今年は全体的に作柄不良となり小玉傾向ですが、風邪のひき始めに食べると解熱効果があるなど、賢く美味しく利用できる野菜です。
今年は、店頭に並ぶタマネギが確かに小粒だと感じていましたが、実際、例年はL以上が70%以上を占めるところ、今年はMとSの割合が高くなっているとのこと。猛暑がこんなところにも影響しているのですね。岩見沢市の白石農園の皆様、ご協力ありがとうございました。
広々とした北海道のタマネギ畑
製品情報 コンテナーの詳細を見る